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zoom RSS オリーブ山にできた家族。(エルサレムD)

<<   作成日時 : 2011/04/19 07:59   >>

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 オリーブ山頂上付近に、ピースハウスという宿をもつイブラヒムじいちゃん。
 
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          もちろん右がじいちゃんです。


 彼は徹底した武力反対の姿勢でパレスチナ問題を始め、世界中で和平活動に取り組む活動家でもある。
 どこかの政府に招待されたこともあるという、すごい人なのだ。
 
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         積みかさねた歴史を物語る、今までの功績の数々。



 僕らが宿泊していた『イブラヒムピースハウス』は、正確に言えば宿ではない。
 
 世界中の全ての人に開放し、世界中全ての人を歓迎する『家』だ。当時は僕らの他にもロシア人やオーストラリア人の長期滞在者がいた。

 
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 だから日用品がなくなれば皆が自発的に買い足すし、食事も皆で同じ時間に食べる。
 
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               大介君と台所のミスマッチ。


 そして、何よりもイブラヒムおじいちゃん、その人柄が面白いのだ。

 僕ら宿泊者のことを『Kids』と呼んでくれて、本当の息子のように接してくれる。


 皆が待ちわびた夕食が出来た時には、下の階から
 「キッズ、フ〜〜〜〜〜〜ド!!!」
と叫び声をあげ、僕らを呼び出してくれる。


 食卓に着くと、「EAT!!」と食事を勧めてくれる。
 
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          たまーにハズレもある、おじいちゃんの手料理。


 とにかく声のデカいおじいちゃん。

 彼の孫も名前がイブラヒムで、僕らは『孫ラヒム』と呼んで区別していたのだが

 四六時中、おじいちゃんが「イブラヒ〜〜〜〜ム!!!」と孫を呼ぶ声が、家の中に響き渡る。
 
 自分もイブラヒムだというのに。

 
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 また彼は、戦争やテロなどで親を亡くした子供達を預かり、育ての親がわりにもなっている。

 本当に大きくて、温かいハートを持ったおじいちゃん。
 
 子供達は皆元気に、明るく育っていた。


 滞在も1週間を過ぎる頃になると、自然とこの宿に愛着が湧いてきてしまい、本当のファミリーの一員となっているような感覚が生まれていた。

 当初は1週間でヨルダンに戻る気でいたけど、まだまだ見たりないし、イスラエルに対する興味は尽きない。
 
 自分の気持ちに正直に、気が済むまで滞在を延長する事にした。


 滞在10日目には、ピースハウスに新しいメンバーが加わった。

 大介君がイランで一緒だったという、リュウジさん。
 
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               別日撮影。


 とりあえず、体がデカイ。なんだかイカつい雰囲気。

 けれども話してみるとその印象は一変する。
 声が高くて、口調は舌足らずなのだ(笑)

 あだ名は『王子』でmixiネームは『プリン』という可愛らしい一面をもつリュウジさんとは、これから長い付き合いとなる。



 また、大介君からは『聖書のすべて』を借り、すぐに読み切った。

 ノア・アブラハム・イサク・ヤコブ・モーセの話など。
 聖書の主な舞台となっているイスラエルで読むと、通常よりもスムーズに頭に入ってくるように感じた。


 観光に全力を注いでいた最初の数日とは違い、1週間を過ぎる頃には宿で1日中のんびりと過ごす日もあった。安息日もたまには必要。


 家を開放して50年にもなるというイブラヒムおじいちゃん、68歳。
 
 体調悪化に伴なって宿を閉めるという噂もあったけど、今のところお元気なようで安心しました。


 こうしてオリーブ山で出来た『家族』のもと、僕のイスラエル滞在はこの後も続いていく。


 遠くでは銃声らしい音が、よく聞こえていた。


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